半抽象&構図についての考察をしてみた。

このページでは
半具象や構図についての考察をしたいと思います。
昔、分からなかったこともあり、
ここで改めて、
つたない内容ではありますが、
考察したいと思います。

たまったら電子書籍にするかもしれません。

まず、最初に以下のような絵があります。

ただ単にべた絵の左下に
人物が書かれている絵です。

しかし、自分物の背後を空間と見ることもできますし、
地面と見ることもできます。
また、右上に何かの思いや文章や感情が
余白としてあるかもしれないという
想像ができるかもしれません。

次に以下の絵です。

同じように人物が同じ大きさで
左下と右上にいます。
同じ地面の上の手前と向こうに人物がいると
考えることもできますし、
空間的な上下として、
左下の人物が下にいて、
右上の人物が上にいるとも見ることができます。
これ以上の説明が描かれていないとも言えます。

次に以下の絵です。

右上の人物の足元に線を一本追加しただけです。
ですが、右上の人物が地平線の上の巨人に見えなくもないです。
ただ、右上の人物の足の下に線が引いてあるだけとも見えますし、
何か高い所に立っているようにも見えます。

ここまででいえるのは
画面の上は空間で上の方という感覚と
もしくは空間の中で遠いという感覚が働くという事です。

でも、同じ地面の上に立っているけど区切られている
とも見えます。

次の絵は以下です。

今度は手前の人物が
段々小さくなっている図を描き加えました。
遠近感が出て、右上の人物が巨人に見えると思います。

ここでいえるのは同じものが
段々大きくなったり、小さくなったりすると、
遠近感や何らかの関係が発生しやすいという事だと思います。


さらに地面を収束する線で描き加えて、
遠近感を強調、もしくは説明補足してみました。
よりわかりやすく右上の人物が大きく見えると思いますが、
絵の上で描かれている大きさは
左下の人物と同じです。

次の絵は以下です。

今度は左下に向かって小さくしていってみました。
しかし、左下に向かって遠くなっているという感じは
薄いかもしれず、
右上の人物が一番遠くに感じられなくもないです。

何か、親が子を見守るような
そんなイメージもなくはないです、、、。

次の絵は以下です。

地面の収束線を描いて
遠近感を強調、説明してみました。
遠近感がはっきりしたと思います。

次に行きましょう。

少し戻って、
右上の人物の足元にあった線を少し下に移動してみました。
地平線という感じが薄らいだかもしれません。
もしくは、右上の人物が
宙に浮いているという感じかもしれません。
ただ単に同じ地面の上の中間点に
線が引かれているとも見ることができます。

次の絵は以下です。

今度は線を横から縦にしてみました。
今度は線に地平線のイメージは消えましたが、
何か物理的、もしくは心理的な亀裂のような
イメージがあるかもしれません。
人間関係を分けているようなイメージがあるかもしれません。

次の絵です。

右上にあった人物を右下に移動し、
高さを揃えました。
上の絵より関係が近くなったかもしれません。

次の絵は以下です。

右側に違う色を配色してみました。
脳に左脳と右脳の違いがあるように、
絵の画面にも左側と右側の違いがあると思われます。
左手が感覚、芸術なら、
画面の左側は感覚的な緑色になっている、
調和的なのかもしれせん。
右手が論理系なら、
画面の右側は論理的なピンク色になっている。
愛とか何かかもしれませんが、
その間に線が入っている表現できるかもしれません。
この場合、空間的に上が両方とも空いているというのも
何かを考えられるかもしれません。

今回の投稿はこんな感じです。

万回能玄でした。

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