2022年9月5日
穴ぼこだらけの
ピンク色の瘤が
私のほっぺたに膨らんで付いていた。
この瘤の穴からは
ときどき、青い血がしたたり落ち、
地面や私の部屋を汚していた。
いつしか私の部屋の畳は
青い血だらけのマダラ模様の部屋に
なっていた。
そしてほっておいたら、
青いマダラ模様の血によるシミの中から
黒っぽい深緑色のコケが
ボソボソと生えてきた。
ある日、
私は気でも狂ったのか、
その闇色に近い深緑色に輝く、
そのコケを食べてみようと思って
むしって食べてみた。
苦みのあるその味は
深みとコクがあり、
少し甘く重い抹茶の味がして、
私はたまらなく魅力を感じ、
夢中になって食べていた。
・・・・
しばらくすると
私は畳を部屋に買い込み、
自分のほほに出来た穴だらけの
ピンク色の瘤の
その穴から
青い血を絞り出させて、
畳を青いシミだらけにして
闇色に近い深緑色のコケを
発生させて育て、
ひそかに食べるという事を
秘密の趣味、楽しみに
しているのだった、、、
、、、、。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
下記、ランキングに参加しております。
良かったら訪れてみて下さい。
・人気ブログランキング/アーティスト
https://blog.with2.net/link/?id=2062122
#妄想
#妄想日記
#妄想日記卍
#瘤
#コケ
#万回能玄