今回はフォトショップを使って、
写真や画像の合成やコラージュの作り方について
シェアしたいと思います。
たとえば、以下の草原と猫による２つの画像を使い、
以下のように合成したいと思います。
ちなみに素材は以下の無料素材サイトで取ってきました。
このサイトでは素材取得の際に
アカウントを登録する必要があるので、
登録してから取得してください。
→ 草原素材サイトページ
→ ねこ素材サイトページ
作業手順
①まず、フォトショップで
猫の画像と草原の画像を開きます。
上部メニューの
「ファイル」の「開く」から画像を選択して開くか、
フォトショップ画面に
画像をドラッグ＆ドロップしても開けます。
開くと画面上部に
画像ファイルのタブが２つ並びますので、
画像を切り替える時はこのタブ部分を押して、切り替えてください。
②草原の写真の方は特にいじる必要はありませんので、
まず、猫の写真の方を切り抜きたいと思います。
猫の画像を開いたら、
右側のアイコンが並んでいるツールの中の
「自動選択ツール」を選びます。
そうすると、フォトショップ画面の上部のバー部分に
「被写体を選択」という所が現れますので、
右側にある矢印をクリックして、
出て来るメニューの中で、
「クラウド（詳細な結果）」を選択してチェックを入れてから、
「被写体を選択」ボタンを押します。
これはクラウド機能を使って、対象画像を自動選択できるようにする機能です。
ですので、インターネットにパソコンが繋がっている必要があります。
そうすると、猫の画像の周りが
点々による選択範囲が現れて、
自動的に猫の画像が選択されます。
そうしたら、上部メニューの
「編集」から「コピー」を選ぶか、
ショートカットキーの Ctrl + C を押すかして、
選択範囲の中のネコの画像をコピーします。
③草原の画像を選択し、
上部メニューの「編集」から
「ペースト」を選ぶか、
ショートカットの Ctrl + V を押して、
草原画像の上にレイヤーとしてペーストします。
これで一応、簡単な合成は出来たと言えます。
フォトショップ画面の右側にあるレイヤーも、
草原と猫画像による2つになっていると思います。
ちなみにレイヤーとは重ねて表示できるフィルムのようなものです。
猫の画像が少し小さいなという場合は
猫の画像のレイヤーが選択されていることを確認して、
上部メニュー「編集」から
「変形」の「拡大縮小」を選択すると、
猫の画像の周りにバウンディングボックスという
拡大縮小のためのハンドルが現れるので、
白い四角の部分をドラッグして、
大きさを変更します。
ドラッグする際に端のハンドルを
Ctrl を押しながらドラッグすると、
同じ比率で拡大縮小できます。
また、一つの画像としてまとめたいときは
レイヤーパネルの右上の三本線になっている所をクリックして、
出てきたメニューの中から
「画像統合」を選ぶと、一つの画像に統合することができます。
画像を保存する場合は、
「ファイル」の「保存」（Ctrl + S）
もしくは「別名で保存」（Ctrl + Shift + S）を選びます。
「ファイル名」でファイルの名前を決め、
「ファイル形式」でファイルの保存形式を選びます。
なお、この保存形式、保存拡張子はレイヤーとして複数持っているか、
画像統合しているかによって、選べる種類が変わりますので、
注意が必要です。
Jpegなどにしたい場合は画像統合しないとこの形式で保存できません。
また、初期設定ではフォトショップの形式であるＰＳＤになっています。
また、Web用に画像を保存したいなら、
「ファイル」の「書き出し」の
「Web用に保存」（Shift ＋ Ctrl ＋Alt + S）を選択すると、
レイヤーを複数持っている状態でも、
JPEGやPNGなどで保存できますし、
画像の大きさもこの時に調整する事ができます。
以上、フォトショップで画像合成、コラージュ、写真合成でした。
万回能玄でした。
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