作品を作るという事は結果的に自画像的な表現ではないか?
という事で作った作品の一つです。
作った後で、今更ながらに思うこの作品の評価は
闇の華という印象です。
基本的には自画像という事で、
自分自身の写真を使って、普通に写真を撮るより、
より自分自身らしい、等身大のその時に感じた自分自身を表現したつもりです。
眼や鼻や口という感覚器官が解体的に表現され、
自分自身の等身大のその時の自分自身を表現していた気がします。
周囲の闇の中には笑いの口の表現がされており、
自分自身が周囲から笑われているのではないかと感じているという暗示が見られます。
「私」という漢字も周囲に散乱されており、
自他の境界がわからなくなっているという暗示かもしれません。
眼は合計で6個配置されており、
鼻は5個、口は6個配置されており、
何かしらの数字的な意味の無意識の暗示があるのかもしれません。
和柄の花柄が6個、闇の部分の周囲に配置されており、
自分が日本人なんだという事を諭しているような感じがします。
等身大の自分を表現している自画像的な作品になっている気がします。
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